ジェルネイルでグラデーションといえば、ネイルのデザインの中でも基本というか王道で、人気のあるデザインですよね。カラーだけのグラデーションの縦横方向が違うグラデーションや、ラメのグラデーションとバリエーションも豊富。
でも、苦戦している人も多いはず・・・一見簡単そうに見えて、やってみたら思っていたよりうまくできなかった!なんてことありませんか?
何を隠そう、私も苦手でした!!
でも、ちゃんとしたやり方は面白いほど簡単だったんです。コツと注意するポイントさえ押さえていれば、グラデーションって結構シンプル。
- 綺麗にできない!
- うまくできない!
- 好きな色でグラデーションしたい!
という方は、ぜひ参考にして見てくださいね。
ではさっそく、ジェルネイルでグラデーションをするときの手順・コツ・簡単にやる方法についてご紹介していきます!!
目次
ジェルネイルのグラデーションのやり方!コツをしっかりマスターしよう!
超基本!だけど、実はコツさえ覚えたら簡単なグラデーションネイルのやり方をご紹介していきます。特別なものは特になく、本当に基本の基本です。
グラデーションの仕方もいくつかありますが、今回ご紹介するのは特別なアイテムは使わずにできるオーソドックスなやり方です。
個人的にはサロンとかでグラデーションってそんなにお高いイメージないんですけど・・・基本はシンプルだけどアレンジがたくさんできるし、ワンカラーのベタ塗りよりも難しいのでお金をしっかりもらえるメニューだと思うんですよね。
だからこそ、基本をしっかり抑えておきたい!!
とうことで、まずは用意するものをご紹介しますね。
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- 筆
以上です。
え?特別なもの?
先ほども言いましたが使いません(笑)
これだけあれば、しっかりグラデーションできますし基本ができれば応用もききますしね!
強いて言うなら、私の個人的な感想としては筆はフラット筆よりオーバル筆の方がおすすめです。説明写真はフラット筆で撮ったのですが、フラットだとカクカクした跡がつきやすいので、うまくいかないと感じている方はオーバルに変えてみるといいと思います。(これだけでも結構違います!)
私がサロンワークでも検定でもお世話になっているのはこちらの筆。オーバルって言ってもどこのジェルブランドにもあるので参考までに。
さて、次にやり方ですね!これも手順はいたってシンプルなんですよ〜。
- ベースジェルを塗って硬化
- グラデーションに使用するカラージェルを少量筆に取る
- 爪先から少しずつ塗る
- 好みの幅・色になるまで繰り返す
- トップジェルを塗って硬化する
という手順です。
ね、オーソドックスなやり方ですよね?
これはどこでも割と見かける方法だと思います。私も文字で捉える情報だけでは、グラデーションネイルってこのイメージなんでですが、実際にやって見るとどうもうまくいかない。
で、先日スクールでグラデーションを習ったんですよね。もちろん、その前に通信の教材のDVDなども見ていたんですが・・・
「あれ?文字で説明されれば同じなのに、やってることは結構違う?!」
と感じたんです。
1つ1つの工程、その工程で行う1つ1つのコツ。これを知っているのと知らないのとでは大きな差があるわ〜っと感動しました。
コツというのは
- グラデーションするときは少ないジェルで行う
- 少ないジェルで薄く塗ってを繰り返し好みの色になるまで行う
- 筆は寝かせて塗る
- グラデーションの始まりを重ねない
- 仕上げに色むらを消す
といった感じです。とは言われても・・・・
少ない量のジェルってどれくらい?
薄く塗るってどれくらい?
筆を寝かせるってどれくらい?
グラデーションの始まりを重ねないってどういうこと?
色むら消せるってほんと?!
って、思いますよね。
実際に、家に帰ってきて練習して見ても同じようにできたので、ここから先は写真と細かな説明をつけてやり方とコツを紹介していきますね。
グラデーションネイルのコツを踏まえていざ実践!!
さて、さきほど箇条書きにしたらモノの5行程度でしたが・・・1つ1つの工程をコツを織り交ぜながらやるとと、意外と細かな作業になります。
では早速、ベースジェルを塗りましょう。今回はクリアをベースにピンクのグラデーションを行なっていきます。
ここで1つ目のコツ!「少量のジェル」です。どれくらいかというと・・・筆の先に1~2mm程度です。爪の大きさやグラデーションの幅にもよりますが、ワンカラーを塗る勢いでジェルを取ると多すぎます。少ないかな?くらいがちょうどいいです。
これだけしかとらないので、2つ目のコツですが・・・必然的に「薄く塗り重ねていく」ことになります。
これを、まずは爪の先端に塗っていきます。幅が5mmくらいですかね。
この5mmくらいの幅にジェルを塗り、発色が均等になるようにならしているうちに、筆にジェルが馴染んでいきます。下の写真のような感じにカラージェルが筆に広がってきたのを確認します。
そうしたら、少しずつ奥に向けて(キューティクル側に向けて)幅を広げていきます。先ほどの5mmから10mmくらいに広げていきますが、カラージェルの発色が均等になるようにします。
3つ目のコツ!基本的に筆はなるべく寝かして行います。筆の角度が立っていると、筆の先端についたジェルがどうしても筆を置いた先に多めについてしまいます。これをならしたりぼかしたりする手間がかかるので、なるべく寝かせます。
ちょっと他の写真で申し訳ないんですが、爪に対してこれくらい筆を寝かせます。これは横に引いている写真ですが、これくらい寝かせて筆圧をかけないようにふんわり塗っていきます。
”ふんわり”というと、伝わりづらいと思うのですが、筆の形が圧で広がったり歪んだりしないくらい優しくです。
ここからはグラデーションの始まり、クリアとの境目のところを大まかに設定しておいて、そこに向けて少しずつ奥に奥に均等にカラージェルを伸ばしていきます。
硬化はまだまだしません。
半分くらいまできましたね。
気持ちもう少し奥にしたいので、奥に向けてジェルを広げていきます。
最終的にクリアとの境目が木になるようであれば、筆を寝かして境目をタッピング(ポンポン叩く)してぼかします。その時にジェルが筆に多く残っっていると悪化するので、一度拭き取ります。
うん、これくらいが目標だったので、ここで1度硬化しましょう。
この状態を見てどうでしょう?発色は均一になっていますよね。
この方法を掴めたら、あとは好みの色になるまで同じように繰り返すだけです。
ただし!!!
グラデーションを始める位置を重ねてしまうとそこが濃く発色されてしまうので、そこしずつ手前で終わるように塗っていくイメージを頭のなかで描いて、色を重ねていきます。これが4つ目のコツ。
では、2度塗り目にいきましょう!
先端5mmくらいから・・・
少し奥に向けて広げていき・・・
少しずつ奥に向けていきます。
今回は2回目なので、奥まで伸ばさずに手前のところで終わるようにします。
お好みで2〜3度塗りで色を仕上げていきます。
これくらいで良いかな?というところまできたら、最後のコツ、ムラを消していきます。やり方はとっても簡単です。
使用しているカラージェル少量とベースジェルを少量パレットに取り出し、カラージェルの発色を弱めたジェルを作ります。
1:2くらいでしょうか。濃いカラーの場合はもっと薄めてもいいと思います。イメージとしては、グラデーションの始まりとクリアとの境目くらいかそれより少し薄いくらいの発色にします。
このように混ぜたら・・・グラデーションの上から塗ります。
そうると・・・・
じゃーん!!!
このように全体が馴染んでくれます。どうです??習いたてほやほやの私でもおうちでこれくらいにできてしまうのです!!!
ちなみに、この頃綺麗にできたのが嬉しくて調子に乗って5本やっています(笑)
1つ1つのポイントさえ押さえておけば、さほど難しくはないかもしれない・・・そう思ってもらえましたか?
それでは、他のカラーでやるときの注意点や、簡単にする方法を最後にご紹介していきますね!
いろんなカラーでやりたいし、ちょっとでも簡単にしたい!!
今まではコツをご紹介してきましたが、他のカラーではどうなの?ちょっとでも簡単にする方法はないのか?
ということで、ちょっとでも簡単にする方法をご紹介しておきましょう!!
- まずベースジェルの段階で表面をちゅるんとなめらかにしておく
- ダストやホコリは厳禁!必す取り除く
- カラーは発色の弱いものを選ぶ(グラデ用のカラージェルなど)
- 発色の強いカラーはクリアジェルで発色を弱めて使う
- 発色の強いカラーはグラデーション筆を使う
この5つです。
まず、どんなアートもそうですがベースの作りが大事。ジェルを塗る前の下準備はきちんとできているか?ベースジェルを塗った時にデコボコしていないか?ちゃんと確認してみましょう。
デコボコがあるとそれだけでカラーがムラになりますし、陰影ができてしまいます。これはグラデーションに限った話ではないですね!
これに関わるところとして、作業中のダストやホコリの混入も厳禁!きちんと取り除いて行かないと重ねるたびに色むらの原因になります。
そして、カラージェルはシアーカラーのジェルやグラデーション用のジェルを使うと比較的簡単です。
ちなみに、私んはジェルネイル検定中級はジェルグラフで受験しました。ジェルグラフはグラデーション用のピンクがあるので検定を受験される方におすすめです。容量も他のメーカーよりも多めなので練習するにはもってこい!ですよ。
あと、私の大好きなsacraジェルの106番すももというカラーも中級向けピンクです。これもとってもグラデーションしやすい!!!これで受ければよかったのですが、スクールの教材の関係で・・・(^_^;)
ネイルパフェジェルも検定カラーとっても塗り心地よかったですよ♪お値段お高めですので練習用に使えなかったですが(笑)
普段使いなら「シアー系」のジェルを選ぶといいですね。
シアー系はクリア感の強いカラーなのですが、反対にマット系のカラーは透けないような発色の強いカラーが多いのでちょっとグラデーションが難しくなりがち。
マット系となると、同じ方法でやろうと思ってもなかなか難しいんですね。ジェルも硬めのものが多いし。
でも、私の好きな色はマットな発色強めのカラーなんだけど・・・!!
という場合は、クリアジェルを混ぜて発色を抑えたジェルを作り、今まで紹介してきた方法で重ね塗りをしましょう。発色を抑えて薄く重ねていくことでグラデーションができます。
そして、もう1つが「グラデーション筆」を使う方法です。
グラデーション筆は、その名の通りグラデーション用に作られた筆なので、やり方は今までの方法とちょっと変わってきます。
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グラデーション専用の筆を使用した方法となりますが、綺麗にグラデーションをする準備やコツなどをお伝えしているので、是非参考にしてみてくださいね。
また、ジェルネイル検定中級を受験するにあたって、ピンクグラデを練習した際の時のこともまとめてあるので、よかったら参考にしてみてください。
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おわりに
さて、いかがでしたか?
ジェルネイルでグラデーション、できそうですか?
グラデーションって、爪が伸びてきてもクリアベースなら目立たないし、爪が長く綺麗に見えるので私もすごく好きなデザインですが、基本を理解できていなかった時は綺麗にできないことが多かったですし、無難なカラーを選んで行うことばかりでした。
ですが、コツを抑えて1つ1つの工程を丁寧に行えば、不器用な私にもグラデーションができる・・・!こんなに嬉しいことってないですよね。
私の備忘録を兼ねた記事でもあるグラデーションのやり方。インプットしたことをアウトプットすることで、私自身も理解が深まった感があります。
そして、あなたの参考になっていれば幸いです(^ω^。)
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