今回は、プライベートサロン作りを考えている方に、自宅にサロンスペースを設ける、金額や間取りなどの情報をシェアしていきたいと思い、記事を書くことにいたしました!
出産後に本格的に始めたネイルの勉強も中断を繰り返し、かなりマイペースに進めている私事ではありますが・・・子供の就学や進学なども見越して我が家もいよいよ戸建ての購入を検討し始めまして。
もちろん、プライベートサロンのスペースも入れてプランを練っている所です!そこで、備忘録も兼ねて、こちらのブログに価格や間取りなど、少しずつ記録を残して行きたいなと思います!
まだまだ始まったばかりの戸建て購入計画ですが、参考になればと思います♡
自宅兼サロン、戸建て?マンション?どっちにする?!
分譲の戸建てとマンションどちらにするか悩んでいませんか?
実は、知っておかないと後からトラブルになる事もあるので、自分が希望する建物がサロンをしてもOKなのか確認が必要です!
まず、戸建てとマンションのざっくりした違いをお伝えしておきますね。これは”自宅でサロンをする時”にポイントを絞って考えてみのですが・・・
戸建て | マンション | |
メリット | 間取りの自由がきく(注文、フリープラン、リノベ) 駐車場の確保がしやすい(土地の規模による) | 駅から近い |
デメリット | 駅近が難しい | 決められた間取りから選ぶことが多い マンションの規約によってはサロン営業不可 |
駅から近いところに位置するマンションも多いので交通の便やお客様がアクセスしやすい環境である可能性は抜群に高いはず。
駅近のマンションでサロンスペースも取れる・・・となると戸建て並みの広さが欲しくなる可能性があるので、物によっては戸建てより高かったりもしますね。我が家の近くに最近建てられたタワマンは下の方の階で広さも家族3人用くらいの広さで5000万円以下のお部屋はなかったそうです最上階は億を越えるとか💦
とはいえ・・・マンションも検討の視野に入れられるなら選択の幅はグッと増えるのですが、分譲マンションでもマンションの規約によってはそもそも賃貸同様にサロンを営業できない可能性が高いです。
マンションの場合、エントランスや廊下などは共用部分になりますし、分譲とはいえ難しい可能性が高いそうですよ。もし、マンションでサロンをしたい場合は、居住用と兼用であってもなくても管理会社に確認する必要がありますね。
戸建ては建売以外であれば間取りの自由がある程度ききます。
建売でも最近はフリープランなるものがあり、建てる前の状態に契約して、実質間取りなどの融通が効き注文住宅のように建てられるタイプですね。土地の建坪率や容積率にもよりますが、駐車場を2台確保したりサロンスペースとLDKをうまく廊下で仕切るなどして生活動線から外し、生活感を出さないような間取りに設計してもらうことも可能なのが最大のメリットのように思います。
では、一戸建てならどこでも気軽に始められるの?というところも気になりますよね。
そもそも住宅用の土地に店舗兼の住まいは建てられるの??
注意すべきはサロンスペースのある戸建ての場合に、住宅を建てられる第一種低層住居専用地域の条件に沿ってスペースを確保する必要があります。原則として、第一種低層住居専用地域には店舗は建てられないそうです。
第一種低層住居専用地域というのは”都市計画法9条の『住居の環境を保護するために定める地域』”にあたるそうで、住居のための土地というのが大前提で住民の方に迷惑になるようなことは出来ない土地です。
ただ、絶対建てられない、サロンができないということではありません!特例が存在しているのです。
第一種低層住居専用地域に店舗兼住宅を建設するという場合には、
- 店舗の面積が50㎡以下
- かつ建築物の延べ面積の2分の1未満
- 機械の出力が0.75kw以下で
という条件があるそうです。さらに、設計上の条件として”自宅部分と店舗との行き来ができること”も条件に。ちなみに、こういった設計が条件のため、区画を区分していないので賃貸として貸し出すこともできません💡
例えば、延べ床面積30坪程度で考えた際に
30坪=99.1736㎡とするとサロンスペースは49㎡ 畳(京間)で約27畳
となります。自宅兼サロンとする場合、ネイリスト1人ならネイルサロンのスペースって6畳あったら十分すぎるのでは・・・?と感じているので、個人的な感想ですが床面積50㎡、建物の延床面積の2分の1未満という条件も問題ないと考えます💡
自宅で個人のプラーベートサロンをするのに27畳も必要ない(スタッフ雇って店舗経営するなら別ですが)ですよね・・・
現在、ラフプランで我が家が出してもらっているのは2階建てで延べ床面積が30〜33坪。1階にサロンスペースを盛り込んでもらっているので1階のボリュームが多めで、2階は主寝室・3人の息子の子供部屋(区切って使うタイプ)、水回りは1階に集約して家族の同線とお客様同線が被らないようにお願いしています。
残す”機械の出力”ですが、この機会は原動機、つまりモーターとかエンジンとかの出力のことを指すそうです。住宅街でモーター音やエンジン音が唸っていると宜しくないですよね。
「ここは住宅用の土地だからモーター音とかあまり出さないでください」
ってことかと思います。
ネイルサロンで音が出るものといえば、集塵機とネイルマシンくらいかな?と思います。
整備工場などのモーター音に比べたらほぼしないレベルだと思うので、ここはクリアできるはずですよね。(詳しいことは営業さんに聞いてみますね)
まとめ
今回のことを簡単にまとめると
- マンションは分譲でも共用部分があるのでその辺りで利用規約的にNGの可能性
- 戸建ては住居と兼用となると第一種低層住居専用地域での条件クリアが必須
- 立地の良さを活かして間取りに納得できて利用規約でOKが出るならマンションもアリ
- 駐車場も確保して自由な間取りなら駅から多少離れても戸建て
これらのことも踏まえて、我が家は戸建ての選択肢を取ることになりました。いくつかハウスメーカーさんや営業さんのお話を聞いたり、モデルルームを見い行ったりして伺ったお話では
戸建てであれば自宅の一室のスペースを使用してのプライベートサロンは特に問題なし
そういったお話はちょこちょこあるそうですよ♡(「あぁ〜最近よくありますよね〜」って小馬鹿にされた感じで言われた不動産屋さんにはイラッとしましたけど」)
そして、ここからは新築の建売か、注文住宅か中古のリノベかについて悩むことになります。長くなりそうなので、この件は次回に。
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2022.09.04
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