練習用ハンドにチップをつけるとき、上手くつけられなくてイライラしていませんか?
やっと着いたと思っても・・・
ファイリングの途中で外れてしまったり
カラーリングの途中でずれてしまったり
そんなこんなで練習が捗らない!!なんて思っていませんか?
実は私も。以前同じようにイライラした経験があるんです。ですが、実は結構簡単でそれでいて安定感のある装着方法があるんですね。スクールに通うまで悪戦苦闘していました。
しかし!アクリルパウダーを使えばいとも簡単に・・・という、以前教わった方法を参考に、ジェルネイルユーザー向けにちょっと改良した方法をご紹介します。
もう両面テープにイライラしない!
練習中に外れてがっかりしない!
そのために、
- 練習用ハンドにチップを装着する方法
- 練習用ハンドにアクリルを使用しなくてもしっかり装着できる方法
- おまけ:練習用ハンドの選び方
に着いてご紹介していきたいと思います。
練習用ハンドにチップを装着する方法は?
練習用のハンド君に、チップを装着する方法はスクールによって教え方も違うんですよね。
ちなみに、
- クラスタイル→両面テープ
- たのまな→グルーとアクティベーター
- 私がちょっとお世話になったスクール→グルーとアクティベーター
でした。これを見ても装着する方法は大きく分けて2つ。
- 両面テープを使用する方法
- グルーで止める方法
です。
両面テープで止める方法は、つけ外しが簡単でハンド君を痛めることもないのが良いところ。逆に、簡単に外せるということは固定が甘いので練習中にポロっと取れてしまいがち。
また、親指から小指まで大きさの違う指鬼合わせて両面テープをカットして折りたたんで・・・って結構面倒なんですよね。
あまり手で触ると粘着力が落ちるし、ピンセットもうまく使えないと張り付いてぐちゃぐちゃに。私のようなぶきっちょにはチップを装着するだけでストレスが溜まります。
ということで、グルーで装着する方法がオススメです。
ですが、これも気をつけないとハンド君を痛めつけることになってしまいます。
写真は、グルーを直接ハンド君に塗布して使用していた頃の画像です。これはたのまな方式。
このやり方だと、上手くつかない+ハンド君を痛めつける(表面がガサガサに)ことになります。
ではどうすればいいのか?
これはスクールで教わったことなんですが、アクリルでベースなるボールを作ってつけてあげるんです。このボールの部分にグルーを乗せてあげると、その部分だけがチップと触れることになるので、全体がべっとりすることもなく外すのも簡単。
ちなみに、アクリルボールを作るにはアクリルパウダーや溶剤一式必要ですが、アクリルは使わないし今後も買わない!という場合は、ジェル用の3Dパウダーで代用できます。後ほどご紹介していくのがこの方法ですので、お楽しみに。
このやり方なら、取り付ける時もグルーを塗ってアクティベーターを吹きかけてチップを装着したら少しの間押さえておけばOKなんです。30秒もいらないかな。
それでいてしっかり留まってくれるので、ファイリングもしやすいですし乾いてから外すのも簡単で楽チンです。
ということで、圧倒的にグルーがオススメ。
では、実際にそのやり方を写真でご紹介していきます。
今回は先ほども触れたとおり、
- アクリルパウダーがない・・・
- 今後買う予定もない・・・
という方にジェル用品でまかなえる内容でご紹介していきますね。
グルー&アクティベーターで簡単装着!アクリルパウダーがない場合は・・・
まず用意したいのは
- 練習用ハンド
- チップ
- グルー
- アクティベーター
- クリアジェル
- 3Dアート用のパウダー
です。
グルーとアクティベーターは
- カプリ ブラッシンググルー
- カプリ スプレーアクティベーター
を使用しています。
3Dアート用のパウダーは各種ブランドから販売されていたりもしますが、楽天などでも手に入れられるものではシャイニージェルの3Dパウダーが手頃かと思います。
もし、3Dアート用のジェルを持って入ればそれでも代用は可能です。
早速手順ですね。
- クリアジェルとパウダーを1:2くらいの割合を目安に準備(パレットなどの上に必要な分だけ取り出します)
- ジェルとパウダーを混ぜてツノが立つくらいの硬さにする(柔らかすぎると流れてしまうので少し硬めがオススメ)
- ミックスしたものをハンド君の指先に載せる
- 形を整えてジェルライトで硬化
- 最後にジェルクレンザーで拭き取り
このような手順で行います。
指先に載せる量は写真程度でOKです。乗せすぎるとチップを装着する際に、チップが浮いてしまうので、ボールの高さがキューティクルよりも低くなるようにしましょう。
ブラシはアクリル用などジェル用の筆以外が扱いやすいですね。ブラシにベタベタくっついて扱いづらい時は、ブラシクリーナーをブラシにしみこませ、整形するとやりやすいです。
高さをしっかりと合わせたい場合は、私流のやり方になってしまいますがボールを作った後にチップをうえからのせて高さを調節します。実際に上から乗せて見てどれくらいの設置面積なのかを確認します。この時、チップを外すときにボールが崩れてくっついてきてしまうので、ブラシクリーナーをチップ側に塗布しておくと、これを防げます。
実際につけてみよう!
いざ、ハンド君にボールをセットしたら実際にチップを装着していきましょう。
各指のサイズにあったチップを用意したら、
- ボールの上にグルーをオン
- チップにアクティベーターをシュッ
- チップを素早くハンド君にはめて
- ボールの上の部分をしばし抑える
これで終了です。
時間にして1本につき1分もかかりません。稀にモタモタしていたり、アクティベーター吹きすぎたりグルーが少なすぎたりといったことで、うまくつかないときもありますが、両面テープより圧倒的に早いです。
綺麗につけるコツは
1本1本確実にやること
ですね。
アクティベーターはそのままハンド君に吹きかける人も見たことありますが、キッチンペーパーなどの上にチップを置いて上からシュッとしたほうが周りに飛び散らないのでいいと思います。
写真は下に何も引いていませんが、実際はペーパーをひいて行いましょう。
準備に時間がかからなければ、練習も自然と進むもの!だと思います。
我が家はハンド君が5体(うっかり間違えて購入したり・・・教材についてきたりで・・・)くらいいますが、とりあえず全てに今回紹介した方法でボールをつけてあります。
グルーをつけるので、外した後の表面がガサガサしてくると思いますが、そういう時はファイルで削って表面を整えればまた使えます♪
3Dパウダーなら、これ以外にもジェルと組み合わせてアートが楽しめるので1つ持っていてもいいんじゃないかな?と思います。冬の定番のニットネイルなんかもこれでできますよ。
*2020年5月追記
ジェルネイル用の3Dパウダーは各メーカーさんから色々と出ています。この記事を書いた当初使っていたシャイニージェルさんのものは使い切ってしまって、いまはプリアンファさんやagheaジェルさんのものを使用しています。
もし、アクリルパウダーをお持ちであれば、それをジェルに混ぜてあげても同じように作ることが出来るので、手持ちにアレば代用していただけます。
1つあると凹凸のあるアートにも使えるので重宝しますよ♪
最後に、練習用ハンドをこれから買うよ、追加で買うよ!でも同じのにするか迷っているよ!という方に、3種類のハンドを使って見た感想を残しておこうと思います。
番外編:練習用ハンドってどれがいいの?
練習用のハンドといっても、取り扱っているお店でものが違ったりしますよね。
例えばネイリストの資格もしくはスクール生などが登録できる問屋さんのネイルパートナーだと
- NPトレーニングハンド
- スキンマスターハンド
- フリーコントロールハンド
- プライマリーSPハンド(SPACE NAIL)
があります。同じくネイル用品の問屋さんTATでは
- MICREAプラクティスハンド
- BEAUTY NAILER プラクティスハンド
SPACE NAIL プライマリーハンド
などがあります。
SPACE NAILはどちらも共通で販売されています。タイプで言うと
- NPトレーニングハンド/BEAUTY NAILER プラクティスハンド
- スキンマスターハンド/MICREAプラクティスハンド
といった感じで、NPトレーニングハンドとMICREAプラクティスハンドは各々オリジナルブランド商品なので、基本的にはそのお店でしか購入できないのですが、ネット通販でもこの手の商品は手に入れることができるのでご安心を!
ちなみに、大きく分けて画像のようなタイプがほとんどです。上記の2タイプに該当するタイプですね。下記の写真でいうと、左と真ん中です。手首と土台があるタイプですね。
ちなみに、
- 左:NPトレーニングハンド
- 真ん中:スキンマスターハンド
- 右:フリーコントロールハンド
じゃぁ、どんなものが使いやすいのか?練習に向いているのか?
という点で、個人的な感想からまとめたポイントとしては
- ソフトタイプ
- 中に針金が入っていて指を動かすことができる
- 指と指との間隔がある
の3点です。
我が家には、
- NPトレーニングハンド
- スキンマスターハンド
- フリーコントロールハンド
がありますが、フリーコントロールハンドは指も曲がらないですし、ふにゃふにゃっとした感じなので、スキンダウンなどの練習をするときに使用するのが良いそうです。
ですので、購入するなら
- NPトレーニングハンド/BEAUTY NAILER プラクティスハンド
- スキンマスターハンド/MICREAプラクティスハンド
と同様のタイプ。さらにどちらかといえば、好みの問題もあるかと思いもますが、
NPトレーニングハンド/BEAUTY NAILER プラクティスハンド
の方が、扱いやすさは上だと思います。指の感覚が自然ですし、曲げるのも楽です。実際の人の手の感覚に近いかな?と言う印象です。さらに、このタイプは右手も左手もあるので、10本練習するのに右手と左手にこだわりたければこのタイプで左右揃えるのもいいですね。
ただ、チップを差し込み式で取り付けるタイプではないので、キューティクルラインの攻め具合を練習するならば、チップ差し込み式のスキンマスターハンド/MICREAプラクティスハンドが良いですね。
こちらは、指の間隔が狭いので、いちいち開いたり閉じたりをしなければいけない上に、やや硬いので練習しながらだとうっかり塗りたてのポリッシュやジェルに触ってしまう・・・と言うことがあります。
といった感じですね。
今までずっと、スキンマスターハンド/MICREAプラクティスハンドのタイプで練習していて、扱いづらさにイライラしていましたが、NPトレーニングハンドを手に入れてからはイライラもか使用されたので、あとは上手くキューティクルラインの際のせめていけたらと思って練習しています。
検定に向けて練習されている方が多いと思うので、よかったらこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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