”Candyball”ってご存知ですか?キャンディーボール・・・飴玉?のような自分で作れる可愛いネイルパーツ。フラワーボールやバブルローズと呼ばれていることもありますね。クリアの球体の中に、お花を閉じ込めたデザインが多いですが、基本のやり方を知っていれば、色々な応用で可愛いパーツ作成が作れちゃいます♪
とはいえ・・・パーツの奥行き感など、すごく可愛いんだけど作り方がいまいちわからない・・・そう悩んでいるのなら、今回私自身が挑戦したものをご紹介しますので、ぜひ参考にして見てくださいね!動画もありますよ〜♪
作り方、簡単にできるために使用するアイテムなども合わせて書いていますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
今回は、動画も2本撮影したので合わせてどうぞ♪手順などが分かればいろんな応用が利くので、一度流れだけでも確認してみてくださいね。
目次
可愛すぎるキャンディーボールパーツの作り方!
では早速、キャンディーボールパーツの作り方と使用アイテムをみていきましょう。まず、用意していただきたいのが通常ジェルネイルに使用するアイテム類一式に加えて、
- ドット棒
- クリアジェル
- お好みのカラージェル
この3つは最低限必要になります。そして、作成手順ですが
- ドット棒をクリアジェルにつけて先端に小さな”溜まり”を作る
- ジェルライトに先端を入れ、回しながら硬化する
- 同じ手順で1mm〜2mm程度の球体をドット棒の先端に作る(動画では奥行き感をわかりやすくするため、このあたりでピンクのカラージェルを挟んでいます)
- 先端の球体にカラージェルで花びらを書き込み硬化する
- クリアジェルにつけ、回しながら硬化する
- 上記の手順をお好みの具合になる前繰り返し、最後はトップジェルで仕上げて終了
というような流れになっています。
実際の工程動画で見るとわかりやすいと思いますよ♪
使用するカラーの濃さや間にエフェクトパイダーを挟んだりしながら、色々なタイプが作成可能ですね。最初の種の部分で、ストーンやブリオンをくっつけてあげても可愛いです。
この流れで行えば、比較的簡単にキャンディーボールを作ることができるんですね。とはいえ、奥行き感を出すコツやアイテムの選び方などポイントがあるので、次はそこを確認していきましょう。
簡単に作るために押さえておきたい5つのポイント
工程自体は案外簡単なのですが、使うものによって難易度も変化します。実際に作成してみて、作りやすさなどを5つのポイントとしてまとめてみましたよ。
- ジェルはイクステンションジェルやセミハード、ハードタイプのものを選ぶこと
- 球体を作るために、ジェルのセルフレベリングを利用すること
- ライトで硬化する際には、球体を満遍なく硬化させたいのでドット棒をしっかりと回転させること
- 奥行き感を出すために花びらは重ねすぎないで書くこと
- 奥にパーツを埋めたいときは、サイズ選びを慎重に
というポイントを押さえていれば、結構簡単に作れます!パーツの大きさによって、工程の数や時間も増えますが、Candyballのいいところは、ジェルで作るのでパーツがとっても軽いということ。パーツも大きくて重いと邪魔ですが、ボリューミーだけど軽くて可愛いなら邪魔にならないですしね♪
ということで、さっそく詳細を説明していきますね!
使用するのにオススメのジェルは〇〇のジェル!!
まず、クリアジェルですが、これは硬めのジェルを選んでください。
というのも、ドット棒をジェルの容器につけて、球体を作っていくんですが、柔らかいジェルやサラサラのジェルでは流れてしまってうまく作れないんですね。そこで、イクステンションジェルやハード系のジェルがとっても扱いやすくておすすめですよ。
上の方の写真ではageha先生のプロダクツのトップジェルを使用していますが、こちらはセミハードタイプなので扱いやすかったです。動画では、aceジェルのセミハード(*もう販売されていません)やsacraジェルの2wayトップを使用しています。sacraジェルのはイクステンションに使えるジェルなので、やはり粘度高め、硬めのジェルで扱いやすいですね。
最後のコーティングに使用するトップジェルには、同じジェルを使ってもいいですし、拭き取りでうっかり曇らせたくない・・・という場合は、ノンワイプのトップジェルを使うといいですよ!こちらも、キャンジェルのようなタイプはサラサラで扱いにくいと感じました。硬化する前に垂れてきちゃうのでね。手持ちのジェルの中で試した限りでは、KOKOISTのノンワイプやsacraジェルのノンワイプが扱いやすかったのでオススメです。
カラージェルに関しては、お好みで!と言いたいところですが、割とマットなタイプの方がわかりやすいと思いますね。顔料の多いホワイトやイエロー系は硬化時間もしっかりとってあげないと、クリアジェルにつけた時に未硬化の部分がクリアジェルに写ってしまう可能性があるのでご注意を!
球体作りに欠かせない重要なポイントはジェルの特性!
そして、球体作りに欠かせないのがジェルのセルフレベリング。
容器にドット棒をいれて出して見るとわかると思うのですが、糸を引いていたジェルがすっとドット棒の方に戻ってくるんですね。ジェルをうまいこと誘導して、棒を回してみたり上下向きを変えてみたりしながら球体を作っていきます。
イメージとしてはガラス細工作りに似ているかも?
この流れで、ジェルを硬化させる時も横にしたままだと変形して垂れてしまうので、クルクルと回転させながら硬化してあげると綺麗な球体になってくれます。気持ち多めにジェルをつけて、ドット棒を回転させながら球体を作っていくので、あまりゆっくりやりすぎてもジェルが流れる原因になってしまいます。
回転させるときは、形を見て確認しながらジェルの動きを見てやると綺麗にできますよ♪
これが大事!奥行き感を出す時のポイント
続いて、奥行き感を出す時のポイントですね。ジェルを重ねていく特性上、そこそこ奥行き感は出るんですが、綺麗に奥行きを出したい!と思ったら、花びらの描き方が重要です。
花びらは基本的に、重ねすぎないことが重要です。間にジェルを挟んでから、隙間を埋めていく。これを繰り返していくと綺麗に花びらに奥行きが出ます。筆の種類や動かし方によって、
- キュッとしまったバラ(アンギュラーでブラシは横方向に)
- ふんわり開きかけの牡丹(オーバルヤフィルバートブラシで縦方向に)
のように変化もつけられます。
もちろん、色も奥から濃いカラーを使用するとよりいいと思いますよ♪
個人的には使用するカラージェルはマット系が可愛いかなと思います。ホワイトをベースに作っていくと、ジェルの中に閉じ込められたお花が、とっても可憐で素敵なのでブライダルにもすごいおすすめ!ウェディングドレスにも似合いそう♪夏に向けてシースルー系も可愛いかもしれないですよね。ちょっと試してみよう・・・
最後に、作り始めの部分にパーツなどを埋め込みたい場合に気をつけたいことです。最終的に球体がレンズのような役割をして奥にあるものも大きく見えるので、大きめのパーツやストーンなどを入れてしまうと、繊細な奥行きのバランスが崩れてしまうので、注意が必要なんですよね。
1本目の動画ではあえて、奥にあるものがどれだけ大きく見えるかをわかりやすくする意味を込めて、ピンクのジェルを最初の方の工程で挟んでいます。最後に出来上がりを見ると結構大きく見えますよね?
ここを忘れてしますと、仕上がりが「?」といった感じで、コレジャナイ感が出てしまうので気をつけましょう〜。
おわりに
さてさて、いかがでしたか?
この”Candyball”、実は私もInstagramで海外のネイルアーティストさんがやっているのを見かけて、「どやって作るんだろう・・・できたい!!(やりたいではない)」と思ったのがきっかけです。
海外の動画などを探して自分なりに理解してやってみたんですが、日本で手に入るアイテムと、海外で手に入るアイテムが違うかもしれないので、現状で手軽に試せる手持ちのアイテムで作成して見ました。
花びらの描き方など、バリエーションによって可愛いものがたくさんあると思うので、Instagramでもポストを探して見てくださいね。参考になる可愛い作品がいっぱいあって、もっと試して見たくなること間違いなしですよ♡
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