プレパレーションと同じじゃないの?と思っているそこのあなた・・・私もイマイチ区別がついていませんでした。
スターターキットを購入してもネイルケアに必要なものは含まれていないことも多いですし、なんならプレパレーションに必要なものも十分でないものをよく見かけます。
実際やり方もよく分からないしスルーしてた・・・ということで、ネイルケアについてご紹介します。
- ネイルケアとは何か?
- ネイルケアには何が必要か?
- ネイルケアの手順は?
順を追ってご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ネイルケアとはなんだろう?
ネイルケアとは何か?プレパレーションと違うのか?
私も初めはイマイチ区別ができませんでした。
ポリッシュも何も爪に施していない状態で行う手指消毒、ファイリング、キューティクルクリーンもネイルケアです。
ネイルケアはジェルのお休み期間や、施術ができない・していない期間でも行えますし、そうすることで綺麗な指先・爪先を手に入れることができるんです。
ケアは大きく分けると2つ。
- ファイリング・・・爪の長さや形を整えることでジェルネイルやポルッシュを施した時に綺麗な指先に仕上げることができます。
- キューティクルクリーン・・・爪周りの余分な角質を除去し、爪の輪郭をはっきりさせます。ジェルの剥がれや浮きを予防するためにもしっかり行いたいですね。
となります。
ジェルネイルのプレパレーションとは内容が若干異なりますので、しっかり区別して覚えていきましょう!
ケアを行う頻度としては、ファイリングは1週間に1度程度。キューティクルクリーンも1週間〜10日に一度程度で行うといいですよ。ケアをすることで、爪を適度にマッサージされるので、爪の健康にも良いのだそうです。
綺麗に整えられた爪はそれだけでも十分綺麗で魅力的ですよね。
まずはケアから爪先美人を目指したいですね。
ネイルケアに必要な道具とは?
続いてはネイルケアに必要なものをご紹介していきます。
- エメリーボード
- フィンガーボウル
- 弱酸性の液体ソープ
- キューティクルリムーバー
- キューティクルクリーム
- メタルプッシャーorケア用ウッドスティック
- ガーゼ
- タオル
- 水入れ
- キューティクルオイル
- バッファーとシャイナー
以上です。
ジェルネイルの道具一式について書いた記事に説明を載せているので詳しい説明は割愛します。
また、ケア用のウッドスティックについては作り方を載せた記事があるのでそちらを参考にしてみてくださいね。
下記の記事を参考にしてみてくださいね。
2016.09.10
ジェルネイルの道具一式って何を揃えれば良いの?
ジェルネイルを始める前の準備で必要なもの ジェルを塗布するときに必要なもの ジェルを落とすときに必要なもの ...
必要なものがわかったところで、手順も押さえておかなければ。
ということで、次はいよいよ手順をご紹介していきます。
ネイルケアの手順を覚えよう
ネイルケアといっても、手順や気をつける点などが実はあるんです。やりすぎも良くないので、手順を守って、上でご紹介したペースで行っていきましょう。
まずはざっくりと手順を書き出してみます。手指消毒はあらかじめ済ませておきましょうね。
エメリーボードで爪の形を整える場合
- 爪の先端の長さを整える *往復がけはしない
- 長さが整ったら自分お好みの爪の形へ整形していく(ラウンド、オーバル、ポイント、スクエア、スクエアオフ)
- 爪の裏側に溜まったダストを取り除く
エメリーボードはあまり力を入れすぎず、エメリーボードの端を親指、人差し指・中指で持ちます。ついつい力をこまてぎゅーっと握らないように気をつけましょう。
エメリーボードで上手に爪を削ることができるかどうかというのは、エメリーボードについた爪削った跡を見るとわかります。
一定の力で、一定に当てることができていれば、エメリーボードには同じところだけに白い跡がつくんです。これがあっちこっちに飛んでいるようであれば、あなじところに当てられるように意識してみるといいですよ。
キューティクルクリーンの手順
スライドショー動画にしてあるので、さらっと流れを確認してみてください。
動画は音声は含まれません。また、速度がやや早いと感じられる場合は動画再生の速度をゆっくり目に変更してご覧下さい。
キューティクルクリーン以降は画像が多いので、ゆっくり手順を確認したい場合は下の写真と説明文を順番に確認してみてくださいね。
キューティクルクリームを爪の生え際(マトリクス部分)に塗布。 指先をキューティクルクリームで円を描くようにマッサージする。 1本の指に米粒1粒サイズを目安に塗布する。 | ||
ぬるま湯を張ったフィンガーボウルに弱酸性の液体ソープを数滴投入し、指先を2〜3分ほどひたす。 皮膚を柔らかくするのが目的なので厳密になん分まで!というのはなく、キューティクルが硬い人は長めに入れることもある。目安とするならば5分程度。 お湯の温度は人肌よりも少し高め、38~40度くらいが目安。 *あらかじめ用意しておく | ||
2〜3分経ったらブラシダウンでクリームや汚れを除去する。この時、水が飛び散らないように下へ向かってブラシを動かし、指は1本ずつ行うこと! ブラシダウンはフィンガーボウルの中で行う。 手のひらを返して爪の裏側も同じように行うことを忘れずに。 乾いた清潔なタオルで指先の水分をふき取る。 | ||
キューティクルリムーバーを爪の周囲に塗布する。 *使用しなくてもOK | ||
メタルプッシャーでキューティクルを押し上げていく。 この時、メタルプッシャーに水をつけ、軽く押し上げる。力を入れすぎると傷をつけてしまうので、軽い力で滑らせるように動かす。強く持ちすぎないように人差し指は添えるだけのイメージ。この時、必ず支えとなるように小指を支点としておく。 ウッドスティックにコットンを巻きつけ、水をつけたものでもOK。こちらの方が当たりがやさしい。 *プッシャーは爪に対して45度の角度で当てること。角度が低すぎるとキューティクルがめくれてしまうので注意! | ||
ガーゼとニッパーを使用してクリーンナップを行う。 ガーゼを親指にかぶせて巻きつけ、水入れに入れた水で湿らせる。ガーゼでキューティクルを押し上げて余分な角質をかきあげるようにしておこうう。*ガーゼはすべて手のひらの内側に収まるようにする。 湿らせたガーゼでプッシュアップしたキューティクル付近の不要な角質を取り除く。爪の裏側の汚れも取り除く。 1本ずつ丁寧に行い、キューティクルの形に沿いながらルースキューティクルを除去すると綺麗に仕上がる。 (手が小さいとガーゼが下にビローンとたれ下がりやすいので、大きさは適宜調節する。写真よりもっと短いほうがいい。) | ||
キューティクルニッパーで角質を取り除く*取り除くのはルースキューティクルやささくれのみ!ささくれは根元からカットする。 *キューティクルは細菌や異物の侵入を防ぐ役割があるので切り取ってはダメ! | ||
爪の表面をバッファーやシャイナーで磨く。 この時、グリッドの粗いものから細かいものの順番で使用すること!強くこすりすぎると摩擦熱が出たり、削りすぎて爪が薄くなるのでやりすぎないように気をつける。 | ||
最後に、キューティクルオイルなどで皮膚の保湿を行って終了! |
これができるようになると、仕上がりがぐっと良くなるんですよね。
爪が新しくできる時に薄い角質が表面にできます。その薄い角質がルースキューティクルなのですが、大抵はキューティクルのあたりで止まって、下に隠れているような状態になるのです。
爪の構造などに関してはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
2016.09.11
爪の構造って知ってる?ききなれない用語をチェック!
キューティクル、ルースキューティクル、ネイルフォルド、ネイルマトリクス・・・なんですか、呪文ですか?ききなれない言葉が並んで、さも当...
ここにルースキューティクルが隠れっぱなしになっていると、ジェルやポリッシュの持ちが悪くなるんですね。ルースキューティクルがしっかりと取り除かれることで健康的な綺麗な爪先が生まれるので、ケアを行うんです。
ここが基礎の基礎とも言えるところなので、早いうちから身につけておきたいところです。私ももっと素早く綺麗に丁寧にできるように日々練習をしています(旦那の指を借りて・・・)
おわりに
だからこそ、スクールに行っても通信講座を取得しても最初はこのケアから学ぶんです。でもって、検定のないようにも含まれてくるので、ゆくゆくは・・・と考えている場合は、避けて通れない道なんですよね。
今回はキューティクルニッパーが登場しませんでしたが、ネイル検定を目標に学ぶ場合はキューティクルクリーンにニッパーは必須です。
そして・・・ニッパーの扱いは難しいです。
ネイル関係の動画を見て勉強したり、DVDを購入して勉強もできますが、単発のセミナーなんかでネイルケアを教えてくれるところがあれば是非行ってみるといいと思います。
ジェルネイルでもポリッシュでもそうですが、爪周りの皮膚のケアをしてあげることで、仕上がりや持ちが良くなるので、サンディングが不要のジェルを使うにしてもケアとプレパレーションは覚えておくといいですよ。
ネイルをしていない時や休養期間中も、ケアしてあげるだけで指先が綺麗に見えるのでオススメです。
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