ジェルネイルには欠かせないジェル硬化ライト。
LEDとUVどちらを購入するべきか悩みますよね?最近では両方対応のジェルも増えていますし、老舗のブランドでもLED対応のジェルが続々登場しています。
しかもCCFLだのハイブリッドだの聞きなれないものも増えています。
これからライトを購入しようと考えている、もしくは買い替えを検討しているあなたのためにジェルネイルのライトについてご紹介してみようと思います。
金額的なこと、性能などが主に気になりますよね!私は悩んで悩んでポチッとするまでに時間が掛かるタイプなのですが、買ってから後悔したことも数知れず。同じように見切り発車で失敗しないためにも、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
- LEDとUVライトの違いや種類
- ライトのワット数について
- これから購入するならどのタイプがいいか
ついてご紹介していくので、ライト選びがちょっと楽になるんじゃないかと思います。目的に合わせて自分にあったジェルライトを見つける手助けになれば幸いです。
LEDライトとUVライト何が違うの?ジェルネイルのライトの種類!
LEDライトとUVライト・・・何が違うのか?簡単に言えば、硬化できるジェルの種類と時間が違います。
とはいえ、現在販売されているライトは大きく分けて
- UV
- CCFL
- LED
- ハイブリッド
の4種類。加えてハイブリッドタイプには幾つか種類があります。
そこで、特徴などを表にまとめてみました。
特徴 | 波長 | 硬化できるジェルの種類 | おおよその金額 | |
UV | 一般的なジェルライト。硬化時間に2〜3分かかる。 | UV:350~400nm | UVジェル UV・LED対応ジェル | 〜5000円未満 *ブランド物は30000~50000円するものもある |
CCFL | 蛍光管ではなく冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)を採用しているため、ランプの熱の上昇が抑えられる、電力も少なくてすむ、光が広範囲に届くというメリットがある。 UVランプに比べ効果時間が短くなることがある。 波長の範囲がやや広いため、LEDジェルでも硬化することがあるが網羅しているわけではないので基本的にはジェルにあったライトを使用する。 | UV:350~410nm | UVジェル UV・LED対応ジェル | ~30000円 |
LED | UVに比べ硬化時間が早く、ライト自体もコンパクト。最近は各メーカーでLED対応のジェルが増えている。 | LED:385~415nm | LEDジェル UV・LED対応ジェル | 〜20000円 |
ハイブリッドタイプ | ||||
UV+LED | UV+LEDのため、硬化できる範囲が広い。どちらかのみ対応のジェルを持っていても使用出来るのでコスパに優れる。 | UV:360~385nm LED:385~410nm
| UVジェル LEDジェル UV・LED対応ジェル | ~30000円 |
フラッシュ ライト | カメラのストロボや脱毛器具に使用されている光源を応用して造られたライト。UVとLEDの波長をカバーている 効果熱を抑えるために、インターバルが設けられている。 | 350~500nm | UVジェル LEDジェル UV・LED対応ジェル | 〜35000円 |
CCFL+LED | CCFL+LEDのライトにより、コンパクトながらにパワー・硬化時間・寿命に優れている。 | UV:360~385nm LED:385~410nm | UVジェル LEDジェル UV・LED対応ジェル | ~30000円 |
これが各メーカーから出ているとなると選ぶのは大変ですよね。
今回表を作るにあたっては、いろいろと見比べて平均的なところでご紹介しています。
波長は厳密には各メーカーで微妙に異なるので参考までに。基本的にはジェルのメーカーが指定するライトを使用するのがベストとされています。
ライトによってはメーカーが変わると硬化不良を起こすこともあります。
微妙に硬化する波長が違っていたりするんですね。
硬化できる種類については各ジェルに対応している種類を選ぶか、網羅しているものを選べば硬化できることがほとんどですが、稀にメーカーによっては他社のランプでは硬化出来ない、うまくいかない事もあるので、検証が必要な場合もありますね。
金額はライトの種類に加えてワット数でも金額が異なります。比較的安いイメージのUVランプでもワット数とブランドによっては50000円近くしたりします。
UVと言ってもBioやibdは決して安くない・・・むしろ高い!!
逆に、LEDライトで格安!!・・・飛びつきたい気持ちはわかります。
でも、格安に飛びつくのだけはお勧めしません。過去の体験からしても、安かろう悪かろう・・・はありえます。
アマゾンで購入したハイブリッド(UV・LED)ランプ5000円くらいのものは、やはり作りが粗末というか・・・安っぽさ全開でした。一番怖かったのは電源ケーブルの差込口がとっても不安定だったこと。底板が外れる仕様でしたが、薄すぎるのかベコベコしてて怖かったです。
最近ではこの格安ランプ、しかもCCFLとのハイブリッドモデルが楽天でも売られていますが、やはり口コミを見るとチラホラ故障や接触不良が見受けられます。メーカーのサポートや保証があるものをまずは選んでみるのがいいですよ。
と言っても。
メーカー絞ってもワット数を変えてラインナップされているメーカーもありますし、どのタイプかを決めてもやはりつきまとうのがワット数。
こちらもどう違ってくるのか、少し調べてみました。
選ぶ基準は?ワット数はなんでもいの?
LED選んだのに時間かかる!硬化しない!!というトラブル。
そんなときは、ワット数が少ないか波長が合っていないか。
ワット数も基本はメーカーさんの指定する数値を基準に選びたいですね。
とはいえ、私もそうですが浮気性なのかいろんなメーカーのジェルを使いたい!試したい!揃えてみたい!!けどライトはその都度揃えられない。
そういう場合は、各メーカーの硬化時間について記載のあるライトや、ワット数の大きめのものを選ぶのがおすすめです。
各メーカーが「〇〇ワット以上」としているワット数って、意外と数字が大きかったりするんです。しかもメーカーごとにバラツキもある・・・やはり硬化するワット数は確認しておくのがいいですね。
ということで、ワット数についても基準をご紹介しておきます。
まず、ワット数が小さいメリットとデメリットですが
- 金額が安い
- 持ち運びが便利なコンパクトタイプ
- 硬化に時間が掛かる
- 硬化不良が起きる
というようなことが挙げられます。おそらく、初めに購入する時に多くの方が最初にかかる費用を抑えることを重視で選ぶと思うんですね。そうすると必然的にワット数の小さなものを選びがち・・・というか、格安のセットやキットのものは大抵がワット数が小さいです。
だいたいは5本いっぺんに硬化出来ないものが多いですね。(親指は別で4本まとめるのが一般的ですが)本当にコンパクトだと1本ずつ硬化させるものもあります。あとはフットができないとか。
SHINYGELさんを例に挙げてみましょう。
楽天でも購入できるので、問屋さんで購入できない場合でも比較て入手しやすく、検定対応のジェルだったりサポートもあるので個人的にオススメです。こちらではジェルのライトはLEDかハイブリッドで5W~36Wまで幅広いラインナップです。
36Wはハイブリッド(UV・LED)タイプのもので、SHINYGELであればUVジェルは30秒、UV・LED対応ジェルは10秒で硬化出来ます。また、ほとんどのメーカーのジェルが10~60秒で硬化できるそうです。
その他は
- 32W(LED)10秒
- 18W(LED)10秒
- 16W(LED)20秒
- 5W(LED)60秒
となっています。
いずれも、SHINYGELでテストをしているのですが、こうやってみても硬化時間にかなり差がありますよね。
LEDを選ぶ一番の理由は、「UVライトより硬化時間が早い=施術時間が短い」ことを期待してのことだと思います。
ですから、指1本ずつで60秒かかっていたら逆に時間がかかってしまいますよね。
この辺りから見ても、個人的にはワット数は30W前後あるものを選ぶのがいいんじゃないかな?と思います。
これから買うならどのタイプがいいんだろう?
(左:フラッシュライト 右:エースMIXライト)
これから買うならハイブリッドタイプがオススメです。
CCFLとLEDが組み合わさったライトが個人的には一番オススメです。
- 硬化できる範囲
- 効果スピード
- ライトの寿命
- コンパクトさ
これらを兼ね揃えているタイプのライトが使い勝手が良いと思います。
現に、私も(教材にアップグレードですが)エースのMIXライト(CCFL+LED)を手に入れましたが、その前に持っていた興味本位で購入したフラッシュライトと比較してみてもやはり違います。
フラッシュライトもお勧めではありますが・・・使ってみた感想ではエースのMIXライトが良いです。(ただ一般で購入できないのが難点)
いろいろ見てみた中で、「これいいな!」と購入しようか悩んだもの(楽天とかで購入できるもの)を記事にまとめてみようと思うので、参考にしてみてくださいね。
あと・・・目新しさ、機能・性能から言えばフラッシュライトはとても良いです。ただ・・・せっかちな私にはインターバルが邪魔でした。
硬化する5秒発光ごとに2秒間のインターバル(休止タイム)が入ります。ですので、実際に90・60・30秒・・・とタイマーもあるものの、リアルタイムな秒数で硬化は終わりません・・・。
↓実際に比較して撮影してみました。両ライト60秒設定で終了までのタイミングです。(ボタンを押すタイミングの兼ね合いで55秒の段階から録画されています。)
お分かりになりましたか?どうタイミングでスタートしても、やはりフラッシュライトは時間がかかります。5秒に一度2秒のインターバル・・・実際には硬化時間60秒セットででも90秒くらいかかります。90秒でセットした日には・・・
フラッシュライトは細かく点滅しながら照射されるのと、硬化中に「ブブブブブブブブ・・・・」という音がします。
子供が起きないにしても、「ん?何の音?」と主人に言われるレベルでは気になるようです。
硬化熱に関してはフラッシュライトでも熱い・痛い時はあります。これはノンワイプトップジェルなどで良くあることで、さらっとしている系のジェルは硬化熱を感じやすいようです。(私個人としても)本体もやはり、思っている以上に熱くなりますね。
触れないとか火傷するとかはないにしても(それはどこも一緒だと思うんですが)、熱が感じられるレベルには熱いですね。
終わりに
ライト選びって、結構悩みますよね。
私も結局半年くらい悩んで決めたのに、使ってみたらちょっと思っていたのと違った・・・みたいなことはよくあります。今回は通信講座でネイルの勉強をするにあたって、教材でエースMIXライトを棚ぼた的に格安でゲットしたのであれですが。
何ヶ月か前の私に言ってやりたいですね、もう少しまっとけばよかったのに!って。
失敗したってことはないですが、こっちも捨てがたかった〜というライトも幾つかあったので、下記の記事で紹介しています。
使いたいジェルがあれば、そこを基準に選ぶ。
ライトの性能からジェルを選ぶ。
どちらがダメってことはないと思います。まっさらな状態から始めるのであれば、ライト選びは慎重に後で買い換えなくてもいいようにちゃんとしたものを選ぶのがいいと思います。
ランニングコストで考えたら、結果的には安かった!ってこともありますからね。
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