ネイルグッズ、購入したらそのまま使用していませんか?
ウッドスティック、ファイル、ジェル用の筆は下準備が必要だってご存知でしたか?知っておいて損はなし!むしろ知らないと知らず知らずに損をする・・・そんなネイル道具の準備についてご紹介します。
下準備をすることで作業をしやすくなったり、衛生面にも気を使うことができるので参考にしてみてくださいね!
目次
ウッドスティックの仕込み〜修正用ウッドスティック・コットンスティックの作り方〜
購入したばかりのウッドスティック、そのまま使っていませんか?
実は、ウッドスティックにも仕込みがあるんです。そのまま使うと先端の厚みが大きすぎたり、角度が浅すぎたりと使いにくいので、仕込みを行ってから使うようにしましょう。
仕込みが済んだウッドスティックはケア用、修正用に大活躍ですので是非試してみてください。
必要なものは
- エメリーボード
- バッファー
- コットン(ケア用)
- ウッドスティック
です。
手順は以下の通りです。
- エメリーボードを平らな場所に置き、スティックのの平らな部分を当て、両側の厚みを削っていきます。
- 先端が鋭角になるように斜めに当てて削っていきます。
- 反対側をケア用に使用するように角を落として当たっても痛くないようにします。右側のように丸みを出すため角を削ります。
- バッファーで磨きます。
- 完成!
バッファーで磨いた後、さらに手触りをなめらかにしたければシャイナーなどのグリッドの目の粗いものから細かいものを順番にかけていきなめらかにしていきます。最後にキューティクルオイルを少量取りしみこませるとなじみがよくなります。(以前スクールにて教えてもらった方法です)
これで鋭角に削った方はそのまま修正用のウッドスティックとして使うことができます。
ジェルがはみ出した時なんかは硬化前に必ず修正用のスティックでジェルを除去しましょう。
修正用のコットンスティックとケア用のコットンスティックの作り方
コットンスティックは主に2つの形があります。
- 鋭角な薙刀タイプ・・・カラーリングの修正
- 角丸のラウンドタイプ・・・ポリッシュオフ/ケア用
です。
鋭角なタイプはコットンを巻きつけない場合は。未硬化ジェルの除去に使用します。
ここにコットンを巻きつけることでポリッシュの修正用のコットンスティックやケア用のコットンスティックの出来上がり!!
コットンスティックの作り方もとても簡単です。
仕込みの済んだウッドスティックにコットンを巻きつけることで簡単に作ることができます。
必要なものは
- コットン
- 仕込みの済んだウッドスティック
- 水入れ
- 水
手順もとても簡単です。手順は以下の通りです。
コットンを用意します コットンを開いて ウッドスティックに水をつけます 少しちぎったコットンを 湿らせたウッドスティックに巻きつけます くるっと巻きつけたら完成!
コットンの量が多いと感じた時は適宜調節してください。
コットンの巻きつけ方にはもう1種類ありまして、開いたコットンの上で直接ウッドスティックをクルクルさせてコットンを巻きつけるやり方もあります。
どちらでやっても構わないですが、用途によってコットンを巻きつける量を変えるので、両方試してみて自分に合ったやり方を選んでみてくださいね。
カラーの修正用で鋭角なタイプにコットンを巻きつける場合はコットンは少なめにしてくださいね。コットンを巻きつけてもウッドスティックが透けるくらいが目安です。
ケア用のコットンスティックは、ウッドスティックが透けないくらいコットンを巻きつけます。ネイルケアの時にメタルプッシャーの代わりにこのコットンスティックを使用すると、当たりも優しく怪我をしにくいですよ。
ファイルの仕込み
購入したばかりのファイル。
そのまま使うと怪我するぜ・・・
いや、これ冗談じゃないんですよ?
新しいファイルは、エッジの部分で皮膚を傷つけてしまうことがあります。
そこで、新しいファイルは必ずエッジを削ってあげる必要があるんです。と言っても、やり方はとても簡単!
エメリーボード例にしてご紹介しますね。
用意するものはエメリーボード2本だけ!!
やり方も簡単です・・・エメリーボード同士で左右のファイルのエッジを削ってあげるだけ。
エッジの固いファイルに関しては角で皮膚を傷つけることがあるので、このようにして角をきちんと取っておいてあげることが必要なんですね。
ジェルの筆下ろし
新しいジェル用の筆。新品はすぐに使いたくなるものですよね!
ですが、新品の筆にはノリがついているんです。
この糊付けされた状態のままでは綺麗にジェルを塗ることができません。俗に言うブラシワークを妨げるってやつですね!
ということで、新しく筆を購入したらすぐにジェルを塗布したい気持ちをぐっとこらえて筆下ろしの作業をこないます。
- 少量のクリアジェルを筆ですくいましょう
- ジェルの容器のふたの裏側やペーパーパレットを利用してOKです
- ジェルが筆に浸透するまで馴染ませましょう
- 最後にネイルクレンザーを含ませたワイプ(キッチンペーパー)で筆についたジェルを拭き取ります
特に時間がかかるわけでも特別な用品が必要なわけでもありませんから、購入したら必ず行いましょう。
ジェルの筆は使用後にもケアが必要なのと、保管方法にも注意したいところなので別記事にてご紹介していきます。(準備中)
紫外線やLEDライトの照明の下でも硬化していく(すぐに固まらないにしても)こともあるので、保管するときの注意点や場所などについても合わせてご紹介していこうと思います。
最低限やっておくべき消毒管理
基本的に、セルフでやるにしてもネイルの道具の清潔さは保たないとですよね?皮膚に直接触れるものが多いですし、手指消毒以外でも使用する道具の最低限の消毒や衛生には気をつけたいものです。
そこで、主にネイルケアやプレパレーションに使用するキューティクルニッパーやウッドスティック、メタルプッシャーの消毒管理の方法についてご紹介しておきますね。
準備するもの
- 消毒用のエタノール
- コットン
- ウェットステリライザー(ガラスやステンレス製の容器)
- キューティクルニッパー
- ウッドスティック
- メタルプッシャー
消毒手順は簡単です。
意外とスルーしがちだけれど
意外とスルーしがちですが、こう言った小さな準備やケアが最終的な「仕上がりの美しさ」につながっていると思います。
カラージェルの色やデザイン云々ではなく、そういったぶぶの陰に隠れてしまっている地味な作業を1つずつ丁寧に行うことで、最終的に綺麗なツヤツヤネイルに仕上がるんですよね!(←まだそこまで到達できていないけれど・・・)
でも、どんなテキストやDVDでも言われているコツやポイントはやはり下準備にあります。
道具のした準備しかり、プレパレーションしかり。
やはり基本をしっかり身につけることが上達への近道というのは間違いなさそうですね!!
必要なものを準備しておきます。 次に、コットンを用意 ステリライザーにコットンを敷き詰めて 刃先が浸るくらいエタノールを入れます!
最低限、これくらいは行いたいですね。
サロンなどでは、専用の機材を使って衛生管理を行いますが、セルフでそこまでは・・・という時には、やはり最低限の消毒はしておきましょう。
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