エースジェルの自主回収、なんだかざわついていますね。
俗に言うリコールと言うことになるのかな。
今回の自主回収については、製造工場において化粧品登録されているエースジェルに混入してはならない成分が含まれていることが発覚したのが原因のようですね。
車のリコールのように、不具合や事故などが原因でわかるリコールもあれば、調査報告や内部告発的に発覚するものあるので、今回の件が、実際に人体において害があったものでないことを、祈るばかり。
危険性の低さなどについては公表された文面に記載されてはいるのですが、全くないと言い切れないのも辛いところですね。
エースジェルは楽天やアマゾンでも購入できません。
ネイルパートナーさんを通して、プロのネイリストが購入できるジェルです。
ですから、趣味よりもお仕事で購入される方が多いでしょうし、サロンワークでもネイルスクールの教材でも多く使用されているんですよね。
今後、対応について協議して決めるとの事ですが、対象となるジェルが多いのでかなり大ごとになりそうです。
もちろん、メーカーも大変ですが………
メーカー側の責任であっても、お客さまとの間に立つプロが矢面に立つ可能性もあるのです。
ニュースなどで大々的に取り上げられなければ、お客さまが自分の施術に使用されているジェルのメーカーを知らなければ…
あるいはやり過ごせるのかもしれませんが。
個人的には、説明責任がある、と思っています。
だからこそ、私ならばお客さまにキチンと説明したいと思います。そのジェルを選んで提供している以上、然るべきかなと。
お客さまは製造側のミスと分かっていても、怒りは提供した者に向けてきます。
以前、自動車の販売店で営業をしていた時、リコールの通達がメーカーからくるたびに、販売会社は対応に追われ戦々恐々としていました。
お客さまのからのお怒りの電話。問い合わせ。
こちらからの対応の入電や案内の送付。
ひとたびリコールが出てしまうと、対応に追われる大変さは嫌という程理解ができます。
対象の顧客、何千人というリコールの対応を体験した身としては人ごとに思えないのです。
だからこそ、そんな時だからこそ、誠意を持ってお客さまに対応する事が求められるんですよね。
メーカーのミスだったとしても。
それの私に提供したのはあなた。
こう思うお客さまの不満や不安を真摯に受け止めて、先に対応していかないと、離れていく可能性は十分すぎるくらいあるんです。
これを機に、エースジェルから離れるネイリストやサロンが増えるだろうと言う人もいます。
これは、提供する側がネイルパートナーさんで、お客さまがネイリストやサロンだから。
これを置き換えてみてください。
提供する側がネイルサロンやネイリストなら離れていくのは、そのお店やその方の顧客です。
私なら後からバレて去られるくらいなら先にキチンと説明します。強要する訳じゃないし、プロとして仕事してるわけでもない私が口を出すのはおこがましいと思います。
だけど、自分がお客さまの立場だったら?と考えた時。
心配の必要がないこと、不安に思ったことへの言葉がけがあるのと無いのとでは、その人の信頼が全然違うと思います。
人の体に直接触れるものだからこそ、過敏に反応することもあると思います。何にしても、こう言う時こそ、真摯な対応を考えたいなぁと考えさせらる出来事です。
使用するジェルが回収されてしまえば、その後のことを考える大変さは絶対にあります。
ネイリスト、ネイルサロンは死活問題にもなりかねません。
うまく対応してもらえる事を祈っています。
ネイルパートナーさん、エースジェルを扱う問屋さんにおかれても、対応に追われ大変かと思いますが、エースジェルファンのネイリストも多くいると思いますので、対応のほどよろしくお願いします。
さて、私も今まで練習させてもらった方々に一報入れておこうとかな。
対象となるカラージェルの品番が、ネイルパートナーさんのホームページで公開されていますので、確認してみてくださいね。
追記:お客様への告知義務について
エースジェルの自主回収を受けて、個人的な意見をお伝えしてきたのですが、お客様への告知義務についてネイルパートナーさんに問い合わせた方がいらしたようです。
回答としては、「告知義務の指導は受けていない」ということだったそうですの、お客様に告知する義務に関しては今のところないようです。
が・・・多いところで数十個と回収対象になっていたり、エースジェルしか使用してない場合は、事情を説明せずに乗り切るのはちょっと難しいのでは?と感じています。
一気に赤・ピンク系のジェルがなくなるわけですからね。
我が家も40個のジェルが回収対象でした・・・
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