チップラップの練習をしていると、どうしても気泡が入ってしまう。
原因はなんなのか?調べてみて試してみても消えない、なんで?
そう思い悩んでいる2級の検定受験を控えたあなた。
チップラップに気泡ができてしまう原因、いくつかあるのをご存知ですか?原因がわかれば、それについての対策を知って、1つ1つの作業を見直すことができますよね。
そうすることで、チップラップの仕上がりが良くなります。もちろん、気泡だけ気にすればいいということではありませんが、仕上がりの質を上げてあげることで、自分自身が自信を持って検定に挑むこともできますよね。
落ち着いて、1つ1つの作業を見直してみれば検定合格に近づけると思いませんか?
私も検定に向けて日々、実技の練習やスクールで学んだことをまとめたノートを見直しながら、チップラップと向き合っています。
私が学んだこと、感じたことを共有していきますので参考にしてみてくださいね。
2017年8月5日追記あり
目次
チップラップの中に気泡ができる原因とは?
チップラップの中に気泡ができる原因というのはいくつかあります。
- ダスト
- シルクの中の空気
- レジンの量
- アクティベーターの量
- レジンの古さ new!
といった感じですね。
全てご存知ですか?
ダストは有名というか、結構目にする情報ですよね。ファイリングした時に綺麗にダストが払えていないとそれが気泡の原因になってしまいます。
また、シルクの中の空気ですが、シルクを貼り付ける際にしっかりと空気を抜いていないと、繊維の隙間に残っている空気が気泡となります。
レジンに関しては塗布量、アクティベーターに関しては塗布量と吹き付け距離が、気泡の原因となる”きのこ””こびと””氷柱”と呼ばれるようなものが出てきてしまうのです。
私は”きのこ”と読んでいますが、これができると
- 削る
- 取り除く
- 埋め込む
いずれかの作業が必要なのですが、1つ1つに気をつけて上げないと気泡の原因になりえます。これは後ほど詳しく書きますね。
追記:レジンの古さも実は気泡の原因となります。
さて、原因がわかったところで次は対策です。
試してみて消えない経験があるなら他のものも、確認して対策してみてくださいね。
どのように対策すればいいの?
さて、ここからは対策についてです。
- ダスト
- シルクの中の空気
- レジンの量
- アクティベーターの量
- レジンの古さ
ということで、1つ1つみていきますね。
ダストの対策
ダストが原因の場合、簡単にいうと「ダストを払う」のが対策ですよね。
そんなこと言われなくてもやっている!
と思うかもしれませんが、ダストを払うのに使用しているブラシはどのようなタイプですか?
柔らかいタイプ?硬いタイプ?どちらでしょうか。もし、柔らかいものしか使用していないようであれば、硬いタイプのものも使用してみてください。
しっかりとダストが取れるので、試してみてくださいね。
シルクの中の空気への対策
シルクの中の空気、こちらの対策は
2017.07.30
テキストには乗っていない?!チップラップのシルクが透ける原因と対策方法を5つ!
DVDやテキストをみながら、それ通りにチップラップを練習しているのに、どうしてもシルクが透ける。 実は、原因は思わぬところにあるかもしれませ...
でも書いたのですが、
- シルクを貼り付ける際にビニールを使用してしっかり空気を抜く
- グルーを塗布するときはしっかり塗りこむようにゴシゴシする
この2つですね。
空気をしっかり抜く=シルクが透けないようにグルーを浸透させると意識しながら、グルーの塗布をします。
やりかたは上記の記事に写真付きで解説していますので、参考にしてみてくださいね。
レジンの量
レジンの量、多すぎ少なすぎって難しいですよね。ハイポイントを作ることを意識するあまり、レジンを多く塗布しすぎてサイドに流れていませんか?
もしくは、多く塗りすぎると失敗するから少なく塗りすぎてガタガタになっていませんか?
レジンの適正量は、”表面がつるんとするくらい”です。
ジェルネイルの表面くらいですね。
これが多すぎると、サイドに流れたりして、アクティベーターを吹き付けて硬化する際に変に抉れたり、きのこが発生したりするわけです。
カサカサの場合は、どうしても表面がガタガタするので削ったり塗り直したりしているうちにダストが入ったり・・・という悪循環が生まれます。
アクティベーターの塗布量と吹き付け
レジンと合わせて気をつけたいのがアクティベーターの量ですね。アクティベーターは
- 均一に吹き付ける
- 正面、正面、右、左の4回(3回でも可)
- 10cm〜15cm離す
これは意識してやりましょう。
とはいえ、実は均一に吹き付けるというが個人的に難しいと感じていて。
アクティベーターの残量はまだあるのに、綺麗に噴霧されないことありませんか?まとまって「ぴゅっ」と出てきてしまうことありますよね。
アクティベーターの残量がまだあるにも関わらずに、こうやって綺麗に出てこないときはアクティベーターのノズルと容器の中の管の位置を確認してみてください。
容器の底にある管の向きと、ノズルの向きが違うと、吹き付ける時に容器を傾けると管の先にアクティベーターのがなく、うまく吸い込まれないんです。
ノズルと管が同じ方向になれば、液量が少なくなってきてもちゃんと吹き付けるt子ができるので、もしうまくできないと感じているようであれば、チェックしてみてくださいね。
レジンの古さ
追記になりますが、レジンの古さについても触れておきたいと思います。
今使っているレジン、新しいですか?古いですか?
実は、レジンも古くなると気泡が入りやすくなるそうです。
そう言われれば、練習を始めてからしばらくたっているし、色々試してもどうしても気泡が入る・・・もし心当たりがあれば、レジンを新しいものにしてチップラップをしてみてください。
とはいえ、練習で新しいものを次々に下ろしていたらお金がなくなるので、練習時は使い切ってからでいいと思います。ですが、検定の時は封を切ってから日の浅いものを使用した方がいいですね。
新品で持っていくと、レジンがサラサラ過ぎたり扱いにくかったりすするので、数回使用したものが良いと思います。
もしきのこが発生したら・・・
さて、ここからは例の”きのこ”についてです。
レジンの量とアクティベーターの量によって発生するのがきのこ。一度は経験があるのではないでしょうか?もしくはこいつに悩まされているかもしれません。
レジンにアクティベーターを吹きかけるのは硬化を促進させるためですよね。
原理としては、アクティベーターが吹きかけられた時にレジンの量に対してアクティベーターの量が多すぎると、レジンが急速に硬化しようとて慌ててしまい、きのこが発生するのですが、本来自然に硬化していくのを待てれば、きのこも出てこないのです。
とはいえ、限られた時間の中で、例えきのこが発生しようともチップラップを完成させなければならない・・・
となれば、できることは「きのこを取り除くこと」です。
小さいものならばそのまま埋め込んでしまえばOKと教わりましたが、そこそこの大きさがある場合は、ファイルで削るか硬化したらウッドスティックで弾いてとります。
ファイルで削ると、どうしてもダストを払ったり削りすぎたりで余計な手間も増えるので、ウッドスティックでやってみて、ぽろっと取れたらそのまま進めていきます。
ウッドスティックはウェットステリライザーにあると思うので、消毒液に使っていない方を使用します。慌てずに取り除きましょう。
ちなみに、生えてくるのを見張っていて、もこもこしだしたら潰す!出る杭は打つ!芽を摘む!!という方法もあります。
ですが、うまくやらないと必要ないところまで一緒に抉れてしまいます。どちらも試してみて、綺麗に取り除ける方を取り入れてみてください。
検定の際は、ポリッシュ塗ったり他にもやることがあるので、アクティベーターを多用しなくても良いかもしれません。一度通しで練習してみるといいと思いますよ(^ω^。)
おわりに
いかがでしたか?
気泡ができる原因と対策についてお伝えしてみました。もすでに知っていて、やってみた!というものもあったでしょうし、それも?!というものもあったかもしれません。
いずれにしても、原因は1つではない。
これは私自身が強く感じたことでした。
チップラップは扱うもの、手順が多いので1つ1つの作業が時間に追われておろそかになりがちです。「ここもダメだ」「げ、ここもできてない」という発見がたくさんあります。
気泡なんて小さなことかもしれないけれど、仕上がりや審査基準に満たないようでは困りますもんね。
この記事が少しでもお役に立ったなら光栄です。
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