気を使って時間をかけてゆっくり丁寧にやっているつもりなのに、ジェルネイルの持ちが悪い!!いつもすぐに浮いてきちゃって、せっかくやったのになんで〜〜!!!と、がっかりすることありませんか?
わたしもジェルネイルについて勉強するまでは、「なんで手順通りにやっているのに!」とイライラすることが多々ありました。
ですが、勉強をちゃんとするようになってからは技術も知識も思っていた以上に、セルフとのズレがあるんだな・・・と感んじています。
ですので、ジェルネイルが浮く原因と対策について目から鱗なこともあると思うんで、すぐに浮いて悩んでいる方はぜひ参考にして見てくださいね!
目次
ジェルネイルが浮く7つの原因!
せっかく時間をかけてやったジェルネイル。さっそく浮いてしまったの原因はなんだったんだろう?
そう思うこと、ありますよね。
丁寧にやったのに……と残念な気持ちに。
ジェルが浮くことをリフトと言いますが、大きく分けて7つの原因があるんです。
- サンディング不足
- 油分や水分
- ジェルの塗布量
- ライトの照射不足
- 硬化不足
- トップジェルが足りない
- 体質
です。
よく耳にするのはサンディング不足や油分や水分の除去が甘い…という点ですよね。
実際に私もこの手の理由でリフトしてしまうことがよくありました。
でも、これに気をつけても浮いてしまう。一体何がいけないんでしょう。
あなたはどこから浮いてしまいますか?
爪の先端?もしくはキューティクル側から?
浮く理由に対して、その対策があるのでご紹介しますね!
どうしたら長持ちする?対策とは!
ではさっそく、原因と対策について見ていきましょう。
1.サンディングが不足している場合
最近ではノンサディングのペースジェルもありますが、サンディングが必要なジェルの場合、ただ爪をサンディングすれば良いというだけではないんです。
使用するジェルのメーカーによって、
- ウォッシャブルファイルなのかスポンジバッファーなのか?
- グリッド数いくつなのか?
が違います。
ジェルのメーカーが推奨しているファイルやバッファーを選び、正しいグリッド数で適切な位置をサンディングする必要があるんですよね。
サンディングする箇所も指定があったりしますので、お手持ちのジェルのメーカーの公式サイトなどを確認して見てくださいね。
今までとりあえず削っていた!という方はこれを期に確認して見てくださいね。
2.油分や水分の除去が甘い
プレパレーション後に、油分や水分をしっかり除去しないと浮きの原因になります。
プレプライマーやエタノールを使用し、油分や水分を除去しましょう。
稀に、未硬化ジェルふき取りのクレンザーやポリッシュリムーバーでも代用できるという記事を見かけます。
ですが、クレンザーやリムーバーによっては保湿のためにオイルが含まれているものもあるんですよね。
かえってジェルを弾いたり、浮きの原因になることがあるのでメーカー推奨のプレプライマーやもしくはエタノールで拭き取るようにしましょう。
さらに密着度を高めたければ、プライマーなどの下地を塗布するのがオススメです。
3.ジェルの塗布量
適正量のジェルが塗布されていない可能性があります。ベースジェル、カラージェル、トップジェル全てに当てはまります。
トップはぷっくり塗ってもベースやカラーが少なかったり。
特にカラージェルは2度塗りが基本だからか、なんとなく1度の塗布量を少なく取ってしまいがち。
でも、カラージェルって基本は2度塗りで発色されるように作られているので、私が使用しているエースジェルなんかは1度目で80%くらいの発色になる程度の塗布量が目安なんですって。
思ったより使うので、カラージェルの減りが早い早い。
4.ライトの照射不足
ジェルのライト、バルブ交換はしましたか??LEDは比較的長持ちですが、やはり永久的に使えるわけではありませんよね。
UVもしかり。
- 正しくライトが動作しているか?
- バルブ交換の時期は適正か?
- ライトはちゃんと照射されているか?
を確認して見ましょう。長年愛用しているライトなら尚更ですし、激安ライトなどは購入後すぐにライトが点かなくなった……なんて事もあるのでライトの動作確認はしておきたいですね。
5.硬化不足かも?
塗布したジェルに対して、
- 硬化時間は守られているか?
- 光を吸収しにくいカラージェルではないか?
- グリッター、ストーン、ホロなどが多すぎてないか?
など、あらためて確認して見ましょう。
硬化時間はけっこうシビアというか、ジェルのメーカーによっては
〇〇ワットのライトで何秒
という表記が細かくされていたりもします。
自分が使っているライトや、ジェルについて把握しておかないと、硬化時間が足りてなかったなんて事も。
特にトップジェルは硬化時間が足りていないと拭き取ると曇ってしまう事もあります。
また白や黄色、青、黒などのカラーは光を吸収しにくいので、光と反応して硬化するジェルネイルの場合には、塗布量に注意が必要です。
少し硬化時間を長めにしてあげないと、硬化不足になってしまうんですよね。
ホロやグリッターの多いもの、ストーンなどのパーツが多い場合はこれらの影になってライトがきちんと当たらない場合が考えられます。
こういう時も、やはり硬化がされにくいので、用途によってジェルを使い分けたり、ライトにきちんと当たるように調整したいですね。
6.トップジェルが足りてない?
トップジェルが足りてない。
そう、意外と適正量ってたっぷり目だったりします。
単純にエッジに塗布されていない場合も足りてないと言えますが、ベース、カラーの上ならしっかり覆ってあげる必要がありますよね。
どうしても爪の先端は、日常生活の中でも物に当たったりしますからカバーしていないと、そこから欠けてしまって爪先から浮いてくると言うのよく聞く話です。
エッジやネイル全体をしっかり覆うように塗布してくださいね。
7.個人の体質による
もしかしたら、ジェルとの相性が悪いのかもしれない。
という事もありますが、もともと汗っかきの方など、自分の爪の状態や質によって浮きやすいということも考えられます。
- 水仕事が多い
- 爪の先を酷使するようや仕事
- 投薬などの影響
- サウナや岩盤浴によくいく
これらに当てはまる場合は、浮きやすいと考えられます。
ジェルネイルは水分に弱いので水仕事などの多い主婦はやはり持ちは良くないですし、爪の先に負担がかかるような酷使するようなお仕事の方も同様です。
いきなり環境は変えられないと思いますが、手袋をしたり道具を使うなど対策してあげることで、対応することもできますよね。
応急処置ってあるの?浮いてきたらまずすること!
浮いてきたら、もったいなくてもオフしましょう。オフしない事でグリーンネイルになるくらいなら、オフ。
どうしても浮いてしまった隙間から、爪とジェルの間で緑膿菌が増えてグリーンネイルになりやすくなってしまいます。
グリーンネイルは勘違いされている方も多いですが、カビではありません。
ですが、最初は爪とジェルの間の水分で増殖した緑膿菌が爪へと移ってしまい、グリーンネイルになり、酷くなると専門医に診てもらう必要も出てきます。
そうなるとネイルが楽しめなくなりますから、もったいなくてもオフしましょう。
応急処置として、ジェルを塗り直してしまう人もいますが、知らぬうちにグリーンネイルになってしまう原因にもなります。
フィルインの技術を持っている方であれば、浮いたところだけうまく削ってお直しも可能だと思いますが、それはできない……という場合は諦めてください。
ネイルの勉強をしているものとして、安易な応急処置をお勧めするわけにはいきません。
もし浮いてしまったら潔くオフして、新しくやり直す方が賢明ですし、その時には今まで上げた原因と対策を試しながらジェルネイルを楽しんでくださいね!
コメント