今まで大理石ネイルにトライをしても上手にできなかった・・・
細いラインがかけない・・・
うまくぼかせなくて惨敗・・・
そんな風に悩んでいませんか?
実は、私もそうなんです。
特に、天然石全般に言える”クラック”(ひび割れ)を表現するのが難しいんですよね。
大理石であれば、黒くて細いラインを手をプルプルさせながら引いて、ぼかしてはしくじっての繰り返し。
もういい加減諦めようかな・・・と思ったんですが、海外のネイルの動画を見ていた時に「これを応用したらいいじゃない!!」と思いついたのが・・・
”描けなければ線なんて描かなければいいじゃない戦法”
です。
ということで、今回は細い線を描かなくても大理石ネイルができてしまう方法をご紹介します。
まずはご用意いただきたいものからお伝えしていきますね。
大理石ネイルに必要な道具たち
まずは、今回の大理石ネイルに必要な道具を準備しましょう・・・と言っても、セルフネイルをする方であなたなら既に持っているかもしれませんね。
- ベースジェル
- トップジェル
- シアーなホワイト系ジェル
- カラージェル(黒、白・・・お好みのカラー)
- オーロラ、ホログラム系のフォイル(転写箔)
- ジェル用の平筆
以上です。お好みでカラージェルやフォイルの種類を変えて見てもいいですよね。
ここまで読んで見たら、むしろ、通常の大理石ネイルに必要な道具と刺して変わらないじゃん・・・と思いますよね。
そうなんです。だから今まで使っていたものが無駄にならないの♪ です!!
そして、その道具で簡単にできてしまうのです。
さぁ、早速やってみましょ〜。
細いラインがかけなくても問題なし!大理石ネイルの簡単なやり方♪
通常の大理石ネイルや天然石ネイルの手順は一旦忘れましょう。
(上記の画像の左のチップを見てもわかる通り、手書きのクラックの難易度・・・中央と右とは大違い)
今回の大理石ネイルの手順は、いわゆる”タイダイ柄+クラックを描く”という手法ではありません。有名なネイルアーティストの先生もその方によってやり方は様々ですが・・・
雑誌やyoutubeなどを見ても、オーソドックスなのが上記の”タイダイ柄+クラックを描く”という方法です。通常は
- クラックは細く三又くらいに描く・・・
- 描いた線は後はからぼかす・・・
- ぼかすのに使うのはエタノールやブラシクリーナー・・・
と言った感じですよね。
これが難しいんです・・・少なくとも聞き手に施すのはかなり苦労する。細いラインを描いた上にぼかすとか至難の技です。
で、もっと簡単にトライできないもんか??ということになるわけです。
簡単にいうとこの方法は”ジェル硬化前に模様もラインも描いてしまう方法”です。
タイダイ柄も作らないし、ラインも引きませんけどね。
ということで、手順を確認して見てください。
- ベースジェルを塗布
- 硬化
- ラインに使用するカラージェルを前面に塗布(今回は黒)硬化はしない
- 3色ほどカラージェルをパレットに出してランダムに混ぜ合わせる(完全には混ぜない)
- 混ぜ合わせたジェルを先ほどの黒の上に置いていく
- 出したいラインをイメージしながらランダムなカラーを置いていく(べたっと塗るのではなくフワッと乗せる!)
- 納得いく模様になったら硬化
- ホロフォイルを貼り付ける
- シアー系のホワイトジェルを薄く塗布する
- 硬化
- 未硬化ジェルを拭き取って終了
こんな感じです。
大まかな手順は下の写真になります。
途中端折りすぎていますが・・・天然石ネイルの動画を同じ手法で作っていたので参考にして見てください。
簡単に言ってしまうと、水面を表現する手法で使われるドロップアートの手法なんですよ。
そうなんです。
とは言え、ちょっとしたコツがあるんです。
注意点やコツってあるの??
実際に5回ほどトライして見て、感じたポイントをご紹介しましょう。
まず、コツですね。
コツはズバリ!!
粘度がの低めのジェルだとやりやすい
クラックのラインをどう残したいかを考えながらカラージェルを置くこと
2〜3色のカラージェルをランダムに混ぜるときは、混ぜすぎないで爪の上で調節する
線を描くのではなく面を描く!使う筆は大きめが吉!!
というところでしょうか。
粘度が低めのジェルというのは、ジェル自体が比較的柔らかい伸びやすいジェルという意味です。今回のやり方は、下に塗った黒いジェルの上に直接置いていくので、硬いジェルだと黒い色も一緒に引きずってしまいます。
一緒に引きずると、黒いジェルが混ざって綺麗に見えなくなってしまいます。(この記事の頭にある写真の奥の方写っている失敗作が2つほど・・・)
クラックのラインについて言えばカラージェルを置く順番をあらかじめ決めて置くと良いですよ!例えば下記のようなイメージ(字が汚いのはご容赦ください)
カラーは混ぜすぎず、あえて爪の上で混ぜるくらいの気持ちでやるといいです。
大理石ってそもそも「マーブル」というのをごぞんじですか?そして、中学の美術あたりで習う・・・マーブリングって描画方法があります・・・ネイルにもマーブルってありますよね!
その由来ともなる模様が特徴なので、ジェル用の平筆でささっと混ぜてあげてもOKです。
・・・なぜアート用の細い筆ではないのか?
実は、何度か試して見たのですがアート用の細い筆では(ジェルの硬さの時もお話ししましたが)下に塗った黒いジェルを引っ張りすぎてしまうんですね。
筆に取れるジェルの量も少ないので、面を塗るには不向きでした・・・
写真を見てもらえば明らかにクオリティに差があるのでわかりやすいかと思いますが(^◇^;)
騙されたと思って、トップジェルやカラーを塗る用の平筆で試して見てください。残すラインも取りやすいのでおすすめです。
さて、この方法・・・硬化する工程が少ないので、気に入らなければオフしてやり直せるのが魅力です。注意する点もそんなにないのですが、
黒いジェルとその上に乗せるカラージェルは同じブランドであること
は気を付けてくださいね。
別のブランド同士のカラーを混ぜてしまうと、混ざり合わずに分離してしまったり硬化されなかったりするので、必ず混ざるジェルは同じブランドのものを使用してください。シアー系のホワイトジェルはどこのブランドでもよと思います。
もし、黒ジェルとその上に乗せるジェルが同ブランドで揃わないときは・・・
- 黒ジェル塗布後に硬化
- クリアジェル塗布(カラージェルと同じブランド)
- カラージェル乗せる
という手順でやって見てください。
黒いジェルにいきなりカラージェルを乗せる勇気がない場合もこの方法で試して見てくださいね。
この時も”混ざり合うジェル同士は同じブランド”を頭にいれつつ。
あとは、ジェルをいっぱい乗せすぎて盛り盛りにならないようにしたいですね。
動画は大きめのチップにやっているのでジェルも多めに使用していますが、自爪にやる場合は量を調節しながらやってみましょう。多すぎると横に漏れたりするので、様子を見ながらですね。
そうそう、クラックの表現の方法は色々あると思うので、ホロフォイルを挟むタイミングを変えて見てもいいですね。
- 黒ジェル塗布後に硬化
- フォイル転写
- クリアジェル塗布
- カラージェル塗布
・・・
というやり方も面白いと思います。
奥行きを出すためにあえてカラージェルをシアー系でまとめてみるのもいいかもですね!そういう場合は、黒のジェルを塗布する前にベースに色を塗ったりして置くとよいですね。
そして、一番最後の工程の
シアー系のホワイトジェル
はとてもいい働きをしてくれます。色白は七難隠す?的な感じで、これを塗って見たらあら不思議・・・
それっぽく仕上がってしまうんですね(笑)私はミスミラージュのS1s(シアーホワイト)を愛用しています。価格も手頃なのでオススメです。
まとめ
さて、実際に自分でやった写真や動画を載せて見ましたが、どうでしたか?
まとめとしては
- 大理石ネイルに必要なものを用意する
- ドロップアートの応用で大理石ネイルのクラックを表現する
- 平筆で思い切って面を塗っていく
- 混ぜるジェルは同じブランドかどうか注意すること
- 最後はシアー系のホワイトジェルがカバーしてくれる
と言った感じです。
この方法で天然石ネイルも簡単にできてしまうので、ぜひトライして見てくださいね(*´艸`)
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